■ 手ぬぐいのこと

手ぬぐいは、ずっと昔からある“手をぬぐうための木綿の布”です。

 

ほぼ決められた長方形の中に、様々な意匠が染めの技術で展開します。伝統的な古典柄、モダンなオリジナル柄、どこかのお土産、お店の粗品....、どんな柄も同じ四角い布の中で主張してます。手ぬぐいは、実用品でありながら、アートな遊び心をもったアイテムなのです。


「手ぬぐい・りんりん」は、オリジナルなデザインと、染めと布のクォリティにこだわった手ぬぐい作りを目指しています。型染は、“注染/ちゅうせん”という日本の伝統的な染めの技術で製作しています。注染は、一枚ずつ防染糊を置いていくので、よく見ると一枚ずつ仕上がりが違います。かすれていたり、歪んでいたり、職人の匠の技と息遣いがにじみ出ます。そんな人間っぽい味こそが、注染の魅力なのです。手づくりらしい風合いとしてお楽しみいただければ幸いです。


■ 手ぬぐいの育て方

・お使いになる前に、一度たっぷりの水で手洗いしてください。

 

・洗濯のコツは、洗剤・お湯を使わず、単独で手洗いして、すぐに干す....です。これらを守って使い続けると、染めが落ち着き生地が柔らかくなり、いい風合いに手ぬぐいが育ってきます。

 

・布が切りっ放しになっていますが、これはその方が、早く乾くし衛生的だからです。何回か洗うとほつれが止まりますのでそのままお使いください。

 

 


■ 手ぬぐいの使い方

●手をぬぐう

手ぬぐいを一枚持ち歩くだけで、使い捨てのペーパータオルや電気をくうハンドドライヤーの使用が減ります。手ぬぐいはとても賢いエコグッズです。

 

●頭に巻く

手ぬぐいりんりんの手ぬぐいは、ちょっと長目の100cmですから、頭に巻く時、色々な巻き方が楽しめます。

 

●包む

手ぬぐいは単なる長方形の布ですから、とっさな時に何かを包んだり、箱や瓶を包んでラッピング代わり使ったり、いろんなシーンで重宝します。

 

●飾る

額に入れて飾ったり、なにかの目隠し代わりに覆ったり、ファブリックとしてインテリアにもお使い下さい。

 

●旅行に

手ぬぐい一枚あれば、突発的に温泉に入りたくなってもなんとかなります。絞りながら使えば吸水性だってタオルに負けません。しかもすぐ乾くので、朝風呂に入ってもチェックアウトの時には乾いています。コンパクトなので旅のお供にオススメです。

 

●着物好きには

半襟にしたり、帯揚げにしたり、食事の時にはナプキン代わりに使ったり、着物好きにはハンカチよりも手ぬぐいです。

 

●贈る

お土産や贈り物、ちょっとしたお礼に手ぬぐいは最適です。柄選びにあなたのセンスを発揮して下さい。