■ 和の下着


越中褌/ゴームリー

 

高温多湿の日本では、昔ながらの和の下着が快適です。

ほんの少し前の日本人が着用していた、褌(ふんどし)や湯文字(ゆもじ)を見直しませんか?

越中褌着用例
<越中褌着用例>

【越中褌/えっちゅうふんどし】

珍満つなぎ柄の晒を使った越中褌です。

注染で染めた綿100%の晒は使い込むほど柔らかくふわふわに育っていきます。

ミシンで褌に仕立てた後、むくろじという木の実で洗って更にふんわり仕上げているので肌触りは最高です。 

実際、高温多湿な日本に於いて、褌はたいへん理にかなった下着なのです。着物はもちろん、洋服の下着としても問題なく着用でき、褌愛好家も増えています。 

普通の白い褌はちょっと恥ずかしいと感じていらっしゃる方も、珍満つなぎ柄なら大丈夫!“シャレ”と“お洒落”の分かる大人の股間を演出します。あなたの珍満を優しく包む珍満ふんどし、勝負下着にもおすすめです。

 

サイズ:ひも150cm・たれ100cm

素材:手ぬぐい・りんりんオリジナル“珍満つなぎ”/綿100%/注染

縫製:ミシン仕立て

仕上げ:むくろじ洗い

 

湯文字
<湯文字着用例>

【湯文字/ゆもじ】

江戸時代の頃に入浴用の下着として発祥した女性用の腰巻きです。

最初は単なる腰に巻く布だったらしいのですが、地方によっては「二布/ふたの」とも言うので、時と共に二枚の布を縫い合わせた形状になっていったと思われます。

とにかくまぁ、ひざ丈位の短い腰巻きであります。

上部の布をギューっと強く巻き付けるとガードルの様なホールド感があり、ヒップが引き締まり小尻な着姿になります。

また、和裁士の方から、着物で一番負荷がかかる臀部の背縫い部分が開いてくるのを防ぐようだと聞きました。

丈が短いので素材による足さばきの悪さもなく、浴衣の下着としても活躍します。

布を切らずに手縫いで縫い込んで仕立ててあるので、ほどけば二枚の晒に戻ります。

 

サイズ:丈 50cm・上部の長さ 約190cm・下部の長さ 約125cm

素材:手ぬぐい・りんりんオリジナル“珍満つなぎ”/綿100%/注染

縫製:手縫い仕立て